愛知県春日井市を拠点に活動するNPO法人東海つばめ学習会(代表:柿本知樹)は、2026年10月31日(土)、愛知県瀬戸市で無料塾「とい84わたし瀬戸教室」を開きます。会場は、瀬戸市孫田町1にある地域交流施設「せと84ひろば」です。
対象は中学1年生から中学3年生までです。教室は月1回、土曜日の10時から12時まで開かれます。生徒は宿題や問題集などを持参し、ボランティア講師が一人ひとりに合わせて学習をサポートします。参加費はかかりません。

元「たいやき わらしべ瀬戸店」が地域の交流スペースに
「せと84ひろば」は、大橋運輸株式会社が2026年7月1日に開設した施設です。瀬戸市、瀬戸市社会福祉協議会と結んだ三者協定に基づき、地域の健康づくりと交流を進める拠点として誕生しました。以前「たいやき わらしべ瀬戸店」だった場所を、住民がふらりと立ち寄れる交流スペースに生まれ変わらせています。
施設では、健康相談や講座、日常の会話を通じて、世代を超えた人のつながりづくりに取り組んでいます。ロゴには、大橋運輸の社名にある「橋」を、人と人が手を取り合う姿として表現しました。現在は公立陶生病院の医療スタッフを招いた健康・介護ケアの講座などが開かれているほか、読書や友人との交流にも利用できます。今回の教室は、この地域の場所と学習を支えるボランティアを結びつけ、子どもたちが身近な地域で学べる機会をつくる取り組みです。
「問い」「わたし」「橋渡し」をつなぐ教室
教室名の「とい84わたし」には三つの意味が込められています。一つ目はAI時代に自ら問いを持つ力を育てること、二つ目は問いを深める過程を自分自身への理解につなげること、三つ目は「せと84ひろば」を通じて地域の人と人を橋渡しすることです。勉強を通して考えることが、自分の関心や願いを知り、地域の人と関わるきっかけになる場を目指しています。
活動の中心は、持参した教材を使った学習支援です。問題に取り組んだり講師とやり取りしたりする中で、疑問を言葉にし、理解を深められる環境を整えます。学習で「分かった」という経験を重ねながら、子ども自身が望むことに気づき、自分で選択できるよう支えることを掲げています。さらに、支援を受けた子どもが将来は誰かを支える立場になり、学びを支える関係が世代を超えて続く循環を瀬戸の地域に育てていく構想です。
運営で大切にする五つの姿勢
- 学習支援を活動の中心に置く(学習以外の深刻な困りごとに気づいた場合は、教室だけで抱えず学校や専門機関につなぐ)
- 家庭環境や先入観で判断せず、一人ひとりと向き合う
- 分からないことを言える関係をつくり、大人も不明なことを認めて一緒に考える
- 子どもや講師それぞれの経験・考え方の違いを、互いに学ぶ資源として生かす
- 参加者が過度な負担を抱えない、無理のない参加で活動を続ける
瀬戸市出身の教室長が地元で立ち上げ
教室長を務めるのは、瀬戸市出身の長江あさみさんです。企業で経営企画や人事企画などに携わった後、2022年に起業し、2025年に愛知県へUターンしました。2026年3月、愛知県社会福祉協議会主催の地域共生社会推進セミナーで東海つばめ学習会の活動を知り、地元・瀬戸市での教室開設を決めたといいます。
運営する東海つばめ学習会は、2018年に愛知県春日井市で活動をスタート。学習機会に恵まれない子どもたちを対象に、学生や社会人などのボランティアが無償で学習支援を行っています。「ひとりでも多くの子どもが望み通りの人生を歩むこと」を理念に、地域で学べる環境づくりを進めています。
開催概要
- 名称:とい84わたし瀬戸教室
- 初回開催日:2026年10月31日(土)
- 開催時間:10:00~12:00
- 開催頻度:月1回、土曜日
- 会場:せと84ひろば(愛知県瀬戸市孫田町1)
- アクセス:名鉄瀬戸線「新瀬戸駅」、愛知環状鉄道「瀬戸市駅」から徒歩すぐ
- 駐車場:8台
- 対象:中学1年生~中学3年生
- 参加費:無料
- 持ち物:宿題・問題集などの学習教材、筆記用具
- 運営:NPO法人東海つばめ学習会
- 申し込み:「新規利用お申し込みフォーム」から受け付け
- 問い合わせ:tokai.tsubame@gmail.com



