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ゆで太郎、ご飯も本気に。全店のお米を福島県産「天のつぶ」へ11月中旬から順次切り替え

江戸切りそばチェーン「ゆで太郎」を展開する株式会社ゆで太郎システムが、全店舗で使うお米を福島県産の「天のつぶ」に切り替えます。2026年11月中旬から順次切り替える予定です。同社によると、「天のつぶ」はゆで太郎の人気メニューであるかつ丼やカレーなどとも相性がよく、これまで以上にご飯のおいしさを楽しめるとしています。

代表取締役 池田 智昭
代表取締役 池田 智昭

年間約1,000トンのお米を「天のつぶ」に統一

ゆで太郎の特徴は、店内製麺による挽きたて・打ちたて・茹でたてのそばです。ただし、同チェーンにとってお米も欠かせない食材のひとつです。かつ丼やカレー、各種ミニ丼、そばとのセットメニューなど、ご飯を使った商品も数多く提供しています。ゆで太郎システム全体で使うお米は、年間約1,000トンにのぼります。

このお米を福島県産「天のつぶ」に統一することが決まりました。同社は、そばだけでなくご飯のおいしさにもこだわり、毎日の食事をより楽しんでもらえるよう取り組むとしています。なお、流通在庫や店舗在庫の状況によって切り替え時期は店舗ごとに異なり、11月中旬以降に順次切り替える予定です。

令和の米騒動を受けて、生産者と長く付き合う仕組みへ

今回の切り替えでは、お米の品質だけでなく、生産者との継続的な関係づくりも目指しています。近年は、お米の価格高騰や流通の混乱など、米を取り巻く環境が大きく変わってきました。こうした状況を受けて、ゆで太郎システムは、外食企業としてお米を安定して仕入れるだけでなく、生産者と継続的な関係を築くことが重要ではないかと考えるようになったといいます。

そこで実現したのが、福島県の生産者、卸売り・精米企業、ゆで太郎システムの三者による取り組みです。年間約1,000トンという使用量は、全国のお米の生産量から見れば決して大きくはありません。それでも同社は、継続的な販売先が見込めることは、生産者が翌年以降の作付けや生産計画を考えるうえで一つの安心材料になると考えています。今回限りではなく来年以降も続け、生産者と外食企業がお互いに支え合える関係を目指す方針です。

代表取締役の池田智昭氏は、令和の米騒動を経験して、外食企業も必要なときにお米を買うだけでなく、生産者と一緒にこれから先のことを考えていく必要があるのではないかと思うようになったと話しています。また、毎年の売り先がある程度決まっていれば、生産者も作付けなどの計画を立てやすくなると考えたこと、福島県の生産者とのご縁から継続的な取り組みを始められることになったことにも触れています。

15年かけて生まれた福島県オリジナル品種「天のつぶ」

「天のつぶ」は、日本屈指の米どころである福島県で、食味が良好な品種を目指して15年もの歳月をかけて開発されたオリジナル品種です。2010年に県の奨励品種になりました。名前には、天にまっすぐ伸びる稲の力強さと、天の恵みを受けて豊かに実る一粒一粒への思いが込められています。デビューは2011年で、まっすぐ伸びる稲のイメージから、東日本大震災の復興のシンボルにもなっています。

しっかりした粒感で、冷めてもおいしい

特徴は、粒がしっかりしていて食べ応えがあり、香りが立つことです。炊きたてのおいしさに加えて、冷めてもとてもおいしいお米とされています。しっかりとした食感に粘りもあり、食味は「ひとめぼれ」「コシヒカリ」と同等と評されています。

かつ丼やカレーとの相性も良好

ゆで太郎には、甘辛いタレで仕上げるかつ丼や、食べ応えのあるカレー、そばと一緒に楽しめる各種ミニ丼など、ご飯を使ったメニューが豊富にそろっています。「天のつぶ」は、こうしたメニューとも相性の良いお米です。池田氏も、「天のつぶ」は粒がしっかりしたとてもおいしいお米で、特に同社のかつ丼やカレーによく合うと思っているとコメントしています。

出典:株式会社ゆで太郎システム

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