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豊川の新定番土産が決定!「豊川お土産グランプリ2026」グランプリは白狐モチーフの焼き菓子「白狐のしっぽ」

豊川の新たな定番土産を探す公開コンテスト「豊川お土産グランプリ2026」が、2026年10月11日(日)に豊川稲荷で開かれました。主催は一般社団法人豊川青年会議所です。エントリーした29商品のうち、予選審査を通過した6商品が本選に進みました。審査員による審査と来場者投票の結果、Atmos(アトモス)の「白狐のしっぽ」がグランプリに選ばれています。シェフ賞は、株式会社木耳のお店甘味処 よび田屋の「めでたいぜんざい」が受賞しました。

本選の会場は、豊川稲荷で開催された「ほいとも祭」内の豊楽殿ステージです。パティシエの辻󠄀口博啓氏をはじめとする審査員が審査を担当し、来場者も試食と投票を通じて選考に加わりました。審査では、味わいに加えて製法や素材の組み合わせ、包装などについても具体的な意見が交わされました。辻󠄀口博啓氏は総評で6商品それぞれの工夫を振り返り、受賞の有無にかかわらず自信を持って商品づくりを続けてほしいと、出場者にエールを送りました。

白狐のしっぽをかたどった、アトモスの焼き菓子
白狐のしっぽをかたどった、アトモスの焼き菓子

グランプリ「白狐のしっぽ」はフレンチレストランが手がける焼き菓子

「白狐のしっぽ」は、フレンチレストランのアトモスが豊川稲荷の白狐をモチーフに作った焼き菓子です。フランス菓子のブールドネージュをしっぽの形に仕立て、両端の香ばしさと小麦の風味を楽しめるよう工夫されています。素材はできる限りシンプルにとどめ、味わいのアクセントにはフランスのゲランド塩を使っています。9個入りを「9尾入り」と表現するなど、白狐のモチーフを生かした遊び心も取り入れられています。

開発のきっかけは、豊川稲荷への参拝やレストランで過ごした時間を、思い出として持ち帰ってもらいたいという思いでした。自分用のお土産としても、家族や友人への贈り物としても選べるよう、親しみやすさと特別感を大切にしています。審査員からは、シンプルな配合だからこそ求められる焼き加減の丁寧さや、食感へのこだわりを評価するコメントが寄せられました。お店は愛知県豊川市西本町43のAtmos(アトモス)です。

幸福小豆と豊川産白色きくらげを合わせた「めでたいぜんざい」の商品紹介画像
幸福小豆と豊川産白色きくらげを合わせた「めでたいぜんざい」の商品紹介画像

シェフ賞は白色きくらげ入りの「めでたいぜんざい」

シェフ賞は、シェフ審査員3名の合計得点がもっとも高かった商品に贈られる賞です。受賞した「めでたいぜんざい」は、豊川稲荷門前のよび田屋(愛知県豊川市門前町40)が手がけています。北海道十勝産・特別栽培の「幸福小豆」と、豊川市で自社栽培した白色きくらげを組み合わせた商品です。小豆の香りや風味、粒感を大切にし、甘さを控えて素材の味わいを引き出しています。白色きくらげのぷるんとした食感が特徴で、鯛の形をした最中を添えることで、見た目にも縁起の良さを表しています。

このぜんざいは、もともと正月に豊川稲荷境内で販売してきたものです。自宅や贈り物でも楽しんでもらいたいという思いから商品化されました。よび田屋では、きくらげを「喜来楽迎(きくらげ)」と表し、喜びが来て楽しみを迎えるという願いを込めています。「幸福小豆」と豊川産の白色きくらげを合わせ、贈る人にも受け取る人にも福が訪れるようにとの思いが込められています。審査員からは、白色きくらげとぜんざいを組み合わせる発想やその相性、小豆の粒感を生かした仕上がりを評価するコメントが寄せられました。

「めでたいぜんざい」でシェフ賞を受賞した、よび田屋
「めでたいぜんざい」でシェフ賞を受賞した、よび田屋

お米、いなり寿司、手筒花火、きつね。豊川らしさを伝える本選出場の4商品

受賞した2商品のほかにも、お米の新しい楽しみ方や、いなり寿司の味わい、手筒花火やきつねの姿を取り入れた4商品が本選に出場しました。

  • 「生米ドーナツ」(株式会社のだや/米のだや八幡店・愛知県豊川市八幡町西赤土61-10):米屋ののだやが、生のお米をそのまま使って作る焼きドーナツです。豊橋生まれのブランド米「女神のほほえみ」と、焙煎した米ぬかを生地に使っています。油で揚げずに焼き上げることで、もちもちとした食感と香ばしさを引き出しています。作り手自身が日々の食事を見直した経験から生まれ、子どもから大人まで一緒に楽しめる商品を目指しています。審査員からは、生米をペーストにして焼き上げる製法への質問とともに、柔らかな食感への驚きの声が上がりました。
  • 「きつねのポン返し」(精進喫茶店むすび茶屋・愛知県豊川市幸町27):豊川稲荷名物のいなり寿司の味わいを表現したポン菓子です。ブランド米「女神のほほえみ」を使い、むすび茶屋のいなり寿司の煮汁で味付けしています。別添えの油揚げフレークを加え、振り混ぜて味を仕上げる体験ができるほか、同封のおみくじも楽しめます。同店のオリジナル絵本「豊川稲荷きつねの恩返し」をもとに、豊橋商業高校の生徒と1年以上かけて企画・開発されました。審査員からは、振り混ぜるひと手間やおみくじなど食べる前から楽しめる工夫に加え、軽く持ち運びやすい点を評価するコメントが寄せられました。
  • 「とよかわ食べ米菓」(ボンとらや 豊川千歳通店・愛知県豊川市千歳通3丁目8-1):豊川産「音羽米」の米粉を使った、最中の焼き菓子です。東三河の伝統行事である手筒花火の形をモチーフにし、隠し味には五平餅のたれを使っています。パッケージには豊川のマスコットキャラクター「いなりん」をあしらい、一目で豊川のお土産と分かるデザインにしています。地元産のお米を使った商品を通じて、豊川の農業と観光を応援したいという思いから開発されました。審査員からは、地域の食材を生かした発想と甘じょっぱい味わいへの評価や、お土産としての今後に期待するコメントが寄せられました。
  • 「きつねのしっぽ」(Chaton Mignon(シャトンミニョン)・愛知県豊川市豊川栄町7):豊川稲荷の駅前通りにあるシャトンミニョンが手がける、フロランタン風の焼き菓子です。クロワッサン生地を一枚ずつプレスし、キャラメルとアーモンドを重ねて焼き上げています。アーモンドのパリッとした歯応えと生地のサクッとした食感が特徴で、豊川産のはちみつも使っています。豊川稲荷らしいお土産を作りたいという思いから開発され、焼き上がった形がきつねのしっぽを思わせたことから名付けられました。審査員からは、生地を一つずつ手で伸ばす丁寧な工程や、きつねのしっぽの形に着目した発想を評価するコメントが寄せられました。

グランプリを受賞した「白狐のしっぽ」をはじめ、本選に出場した商品の一部は、豊川稲荷の御開帳期間中に境内のお土産売り場で販売される予定です。

出典:一般社団法人豊川青年会議所

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