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ガザ地区、停戦発表以降に死亡した子どもは351人に ユニセフ地域事務所代表が説明責任と抑止措置を求める

ユニセフ(国連児童基金)中東・北アフリカ地域事務所代表のエドゥアルド・ベイグベデルが、2026年10月20日にヨルダンのアンマンで声明を発表しました。停戦下にあるパレスチナ・ガザ地区で、子どもたちが攻撃を受けて死傷する事態が相次いでいることを受けたものです。

ガザの街を歩く子どもたち(パレスチナ、2026年10月22日撮影)© UNICEF 2026/Video/UN0946092
ガザの街を歩く子どもたち(パレスチナ、2026年10月22日撮影)© UNICEF 2026/Video/UN0946092

学習センターの帰り道や自宅で、相次ぐ子どもの死傷

声明によると、10月17日、ガザ地区中部のデルバラハで、14歳のモハメドさんが武装無人機(ドローン)に襲われ、死亡したと報告されました。ユニセフが支援する学習センターから家へ帰る途中、路上でのことでした。遺体のそばには、通学かばんが残されていたといいます。

その翌日には、6歳のミスクさんが中部マガジの自宅で銃撃を受け、死亡したと報告されています。ミスクさんは、ユニセフの学習センターに通う小学1年生でした。同じ日、北部ベイトラヒヤでは、12歳のタメルさんが、破壊された自宅の跡にいたところを銃撃されたと報告されました。

さらに火曜日には、14歳のバラアさんがヌセイラト北部で戦車の砲撃に遭い、死亡したと報告されました。声明が出された当日の未明には、避難所として使われている学校に砲弾が直撃し、2人の子どもが負傷しています。

多くの人々が避難生活を送る仮設テント(パレスチナ、2026年10月22日撮影)© UNICEF 2026/Video/UN0946092
多くの人々が避難生活を送る仮設テント(パレスチナ、2026年10月22日撮影)© UNICEF 2026/Video/UN0946092

わずか6日間で8人が死亡、20人が負傷

ガザ地区全域では、わずか6日間に8人の子どもが死亡し、20人の子どもがけがを負ったと報告されています。ここで挙げた子どもたちは、その一部です。2025年10月の停戦発表以降に死亡した子どもの総数は、351人になりました。ベイグベデル代表は、子どもたちに対するこれほどの暴力は断じて容認できないと述べています。

治療の見通しが立たない16歳のラガドさん

攻撃を受けながらも命を取り留めた子どもたちも、ガザの保健医療体制が壊滅的な被害を受けているため、傷ついた心と身体の回復がさらに妨げられています。声明発表の6日前、学習センターへ向かう途中にベイトラヒヤ近郊で背中に銃弾を受けたと報告された16歳のラガドさんも、その一人です。

ラガドさんの体内では、弾丸が脊椎と肺の間に残ったままになっています。そのため絶え間ない痛みに苦しみ、息をするのもままならない状態です。医師たちは手術が必要だとしていますが、鮮明な画像を撮るための機器がないため、安全に手術を行うことができません。必要な治療を受けられる見通しが立たない中、ラガドさんは今、ただ待ち続けています。

「子どもを守らない停戦は、子どもたちを裏切っている」

代表は声明の中で、子どもたちは自宅にいるときも、遊んでいるときも、学校の行き帰りも、どこにいても守られなければならないと強調し、彼らはすでに十分に苦しんできたと述べました。ガザの子どもたちは、失われた子ども時代を取り戻し、日常と安定を再び見いだそうと努力しています。しかし、あまりにも多くの子どもたちにとって、その歩みは再び断ち切られていると訴えています。

そのうえでユニセフは、イスラエル当局に対し、国際人道法に基づく義務に従い、子どもたちを守るための迅速かつ断固たる措置を講じるよう求めています。求める措置には、次の内容が含まれます。

  • あらゆる攻撃において、国際人道法の「区別の原則」「比例性の原則」「予防措置の原則」を遵守すること
  • 民間人への被害を回避・最小化するため、実行可能なあらゆる措置を講じること
  • 国際人道法の下で保障されている特別な保護を、子どもたちが確実に受けられるようにすること

さらに当局に対しては、子どもが命を落としたり重傷を負ったりした場合に、透明性のある厳格な説明責任を果たすことと、さらなる暴力を抑止するための効果的な措置を講じることも求めています。

出典:公益財団法人日本ユニセフ協会

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