岐阜県・東美濃地域が誇る郷土食「五平餅」のイベントが開かれます。「第四回東美濃五平餅まつり in 土岐プレミアム・アウトレット」は、11月7日(土)・8日(日)の2日間、土岐プレミアム・アウトレット(岐阜県土岐市)で行われます。会場には東美濃の五平餅の本場10店舗が一堂に会し、実演販売を行います。あわせて、栗きんとんや朴葉寿司といった地域の特産品も販売されます。
主催は東美濃歴史街道協議会と土岐プレミアム・アウトレットです。協議会は、地域の郷土食の魅力を掘り起こし、観光誘客につなげる取り組みを進めています。今回は中京圏から多くの人が訪れるアウトレットを舞台に、食文化を通じて東美濃の魅力を発信し、観光誘客を図ります。

開催概要
- イベント名:第四回東美濃五平餅まつり in 土岐プレミアム・アウトレット
- 日時:11月7日(土)・8日(日) 各日10:00〜16:00(各店、売り切れ次第終了)
- 場所:土岐プレミアム・アウトレット GAP前広場(岐阜県土岐市土岐ヶ丘1-2)
- 主催:東美濃歴史街道協議会、土岐プレミアム・アウトレット

団子型・わらじ型…個性豊かな10店舗の五平餅
実演販売に参加するのは、恵那市、多治見市、中津川市、御嵩町、可児市、土岐市の10店舗です。餅の形やたれのベースは店によって異なり、それぞれのこだわりが詰まっています。なお、「お食事処 やまと」は11月7日(土)のみの出店です。
団子型の五平餅
- あまから恵那本店(恵那市)|団子型・しょうゆベース:創業65年、中山道大井宿に店を構える五平餅専門店。団子型の餅に合う秘伝の「たれ」は、砂糖醤油をベースに胡麻と胡桃を加えたもので、栄養価も抜群としています。
- 喜楽(中津川市)|団子型・しょうゆベース:昭和18年創業で四代続く五平餅専門店。胡麻・胡桃・落花生を甘辛しょうゆで丹念に擦り込んだ無添加のたれで、団子型の餅を焼き上げます。
- どうだん(中津川市)|団子型・しょうゆベース:醤油ベースの秘伝のたれに、砂糖・胡麻・落花生・クルミが入っています。くせになるたれが、モチモチ食感の団子型の餅に絡みます。
- みのり(中津川市)|団子型・しょうゆベース:昭和43年以来変わらない、自家製落花生と胡麻、くるみがたっぷり入った甘口醤油だれが決め手。地元のお米を使った団子型の五平餅です。
- 若松屋(多治見市)|団子型・ミックスベース:多治見市の虎渓公園内にある、大正時代創業の老舗。大きく平たい団子型が特徴で、もちもち食感と香ばしい特製だれの相性は抜群としています。
わらじ型・その他の五平餅
- こなもん屋(御嵩町)|わらじ型・味噌ベース:御嵩でとれた「御嵩米」と「みたけ味噌」を使った、みたけのええもん認定の五平餅。こく深い味噌だれが香ばしい味と香りを生み出します。
- 正盛(可児市)|わらじ型(揚げ)・ミックスベース:半潰しにした美濃ハツシモ一等米に、蒸した可児市特産の里芋を練り込んだ五平餅を揚げ、クルミだれを絡めています。揚げ五平餅はオリジナルの味覚です。
- まつやのおやつ(御嵩町)|わらじ型・しょうゆベース:御嵩で自家栽培しているうるち米ともち米を使用。こだわりのあまからたれにはクルミと落花生が入っています。こだわりの串にも注目です。
- ロトさん家(土岐市)|わらじ型・しょうゆベース:道の駅志野・織部にあるお店。わらじ型の餅に、醤油ベースのたれにくるみ・ごま・落花生を加えたクルミだれが香ばしく香ります。
- お食事処 やまと(多治見市)|その他・味噌ベース(11月7日(土)のみ出店):多治見市モザイクタイルミュージアムの外観をイメージしたオリジナル五平餅。上部の松を青のりで、入口部分をチーズで表現し、外はこんがり、中はふっくらと焼き上げています。見た目と味の両方を楽しめる一品です。
東美濃の特産品も販売
五平餅のほかに、東美濃地域の特産品を扱う2店舗も出店します。
- 寿司幸|朴葉寿司(『VIVANT』コラボパッケージ)
- もとてらす東美濃(土岐市観光協会)|栗きんとん、栗粉餅、栗きんとん生食パンなど

一本ごとに味が違う、東美濃の伝統食「五平餅」
五平餅は、東美濃地域を中心に、県内の飛騨や岐阜地域、さらに隣接する長野県や愛知県でも古くから親しまれてきた伝統的な郷土食です。東美濃7市町(多治見市、中津川市、瑞浪市、恵那市、土岐市、可児市、御嵩町)だけでも、およそ120店舗で販売されており、地域の食文化として深く根付いています。
その魅力は、店ごとに趣向を凝らした個性にあります。形は「団子型」や「わらじ型」などさまざまで、串にも竹串や木のへらといった違いがあります。「ごへい」や「ごへいだ」と呼ぶ地域もあります。さらに、醤油や味噌といったたれのベース、クルミ・ゴマ・落花生などの隠し味のブレンド、お米の種類やご飯の硬さ、香ばしい焼き加減まで、店舗ごとの工夫が詰まっており、一本ごとに異なる味わいを楽しめます。
東美濃は、日本のほぼ中央、岐阜県美濃地方の東に位置する6市1町からなる地域です。中山道の宿場町や地歌舞伎など江戸時代の面影を伝える文化、陶磁器や木工などの地場産業、四季折々の自然とともに、独自の暮らしが育まれてきました。五平餅や栗きんとん、地酒など、山里の恵みをいかした素朴な味わいもこの地域の大きな魅力で、職人や生産者が受け継いできた文化・風景・味は、新たな世代や海外からも注目を集めています。
主催の東美濃歴史街道協議会は、リニア開業を見据えて平成29年7月に発足しました。南北観光軸(東美濃ふるさと街道)と東西観光軸(いにしえ街道)の両エリアを「東美濃歴史街道」と位置づけ、東美濃7市町とその観光協会、岐阜県が一体となって、魅力ある観光地づくりと交流人口の拡大に取り組んでいます。
出典:岐阜県観光企画課



