横浜を拠点とするクラフトブルワリー・横浜ビールが、ほかの地域とのつながりから生まれたビールを相次いで発表しました。1本目は佐賀県唐津市呼子町のWhale Brewingとのコラボ第2弾です。2本目は創業27周年を記念した特別醸造ビール、3本目は岩手県盛岡市のベアレン醸造所との初めてのコラボビールです。

横浜と呼子をつなぐ「甘夏ヘイジーIPA」、11月3日に両地で同時開栓
神奈川県横浜市の「YOKOHAMA BEER」と、佐賀県唐津市呼子町に拠点を置く「Whale Brewing」が、地域連携を軸にしたコラボレーションビール企画の第2弾をリリースします。両社のコラボは2年ぶりです。2023年に呼子でWhale Brewingが立ち上がった際、YOKOHAMA BEERは協力体制をとりました。以来、両社はそのご縁を大切に育んできたといいます。
今回のビールは、呼子・加部島で丹精込めて育てられた甘夏の皮を使って仕込まれました。甘夏の皮をむくところから始め、その土地で育った甘夏の魅力をどうビールで表現するかを両社で考えながら完成させた一杯です。甘夏の爽やかな柑橘の香りに、ヘイジーIPAならではの豊かなホップアロマが重なります。口に含むと、ジューシーで爽やかな味わいが広がります。
- 商品名:甘夏ヘイジーIPA(AMANATSU HAZY IPA)
- スタイル:ヘイジーIPA
- ABV:5%
- IBU:15
- 開栓日:2026年11月3日(火)
- 開栓場所:横浜ビール 本店レストラン「UMAYA」、呼子ブルワリー Whale Brewing
ビールに合わせて、アパレルコラボ第2弾も実現しました。コンセプトスローガンは「Bridge from Port to Port(港~港への架け橋)」です。開港の地として異文化交流とともに発展してきた横浜と、かつて捕鯨の町として栄えた呼子を、港を通じた想いの架け橋で結ぶという意味が込められています。呼子は、日本有数の活気ある新鮮な魚介を扱う朝市や、名物のイカ釣り漁船が並ぶ港町です。Tシャツのデザインは、東西に離れた横浜(Y)と呼子(Y)がつながる架け橋がイメージです。碇(イカリ)は、互いの文化へのリスペクトと地域に根差すことの大切さを表しています。今回からは呼子現地で取り組まれている「鯨乃町興」プロジェクトも協力しており、胸にはその活動ロゴが配置されています。コラボTシャツも11月3日に、横浜ビール本店 UMAYAとWhale Brewingで同時に販売が始まります。問い合わせは各店舗までとのことです。

醸造士3人全員が「27日生まれ」 偶然から生まれた「27周年ビール」
1999年創業の横浜ビールは、創業27周年を記念した特別醸造ビール「27周年ビール」を初開栓します。舞台は、2026年11月3日(火・祝)に開催される「横浜ビール 27th ANNIVERSARY EVENT 周年祭」です。きっかけは、現醸造スタッフ3人全員が偶然にも「27日生まれ」だったことでした。普段はそれぞれが独自のレシピでビールづくりに挑戦していますが、今回は初めて3人でアイデアを持ち寄り、ひとつのレシピを共同開発しました。
3人の想いやこだわりをひとつにまとめるのは簡単ではなく、レシピづくりには試行錯誤もあったそうです。転機は、埼玉県秩父市の「兎田ワイナリー」でのぶどう収穫作業でした。このワイナリーには、横浜ビールの前醸造長・深田氏が勤務しています。3人で収穫を手伝ったときに、メルローの果汁と搾りかすをビールづくりに使うアイデアが生まれ、全員の方向性が一致しました。
ビアスタイルはブリュットペールエールです。麦芽由来の甘みや風味を控えめにして、すっきりとしたドライな飲み口を追求しました。メルローの果汁と搾りかすで赤ぶどう由来の華やかな香りと奥行きのある風味を引き出しています。さらにウチワサボテンを加え、ロゼワインを思わせる美しい色合いを目指しました。ホップ「クラッシュ(Krush)」は少量だけ使い、苦味を抑えながらぶどうの香りを引き立てる設計です。
- アルコール度数:4.0%
- IBU:10
- 使用原料の特徴:兎田ワイナリーのメルロー(果汁・搾りかす)、ウチワサボテン、ホップ「Krush」
- 醸造:横浜ビール
- 初開栓日:2026年11月3日(火・祝)
白ぶどうの果皮を使った750mlボトルも出荷予定
新たな取り組みとして、兎田ワイナリーの白ぶどうの果皮を漬け込み、瓶内二次発酵を施した特別仕様のビールも今後展開されます。白ぶどう由来の華やかな香りと、瓶内二次発酵によるきめ細やかな泡立ちを目指し、シャンパンを思わせる上品でドライな味わいを追求したといいます。「750mlのシャンパンボトル」仕様で、2026年11月10日(火)から出荷開始予定です。

盛岡・ベアレン醸造所と初コラボ 横浜マラソン2026に合わせた「Yell」
横浜ビールと岩手県盛岡市のベアレン醸造所による初のコラボレーションビール「Yell(エール)」は、横浜マラソン2026の開催に合わせて誕生しました。両ブルワリーは数年にわたって交流を深めてきました。両社にはマラソンを愛するメンバーがおり、岩手県のマラソン大会には横浜ビールのメンバーが、横浜マラソンにはベアレン醸造所のメンバーが参加するなど、走ることを通じた交流も生まれています。商品名は、声援を意味する「Yell」とビールの種類を表す「Ale」を掛け合わせたものです。マラソンを走るランナーはもちろん、沿道で応援する人や大会を支える人など、すべての人への応援の気持ちが込められています。
スタイルは英国発祥の「オーディナリー・ビター」で、アルコール度数は3.5%と軽やかです。ホップはイーストケントゴールディングス(EKG)、カスケード、シトラール、センテニアルを使用しています。さらに、ベアレン醸造所が育てたフレッシュホップ(センテニアル、クリスタル)を加え、柑橘やオレンジを思わせる爽やかな香りと優しい苦味を引き出しました。軽快な飲み口ながら、麦芽由来の豊かな味わいも感じられる一杯に仕上がっています。
- 発売日:2026年10月25日(日)
- 外販出荷開始日:2026年10月26日(月)
- 苦味(IBU):35
- 販売形態:350ml缶、樽生(10L・20L)
- コラボレーション:横浜ビール×ベアレン醸造所
出典:株式会社横浜ビール醸造所


