群馬県高崎市に本社を置く株式会社YELLOWが、栃木県スポーツコミッションの「人流データを活用した県内周遊事業」に参画します。県内プロスポーツチームのホームゲームに足を運ぶ観戦者の属性や移動経路を人流データで分析・可視化し、その結果をスポーツ観戦をきっかけにした県内周遊を促す施策の検討に役立てる取り組みです。

観戦の「ついで」に生まれる地域のにぎわいに注目
プロスポーツが生み出すのは、試合観戦の場だけではありません。飲食や買い物、観光など、地域の中での消費や交流につながる可能性も持っています。
そうした動きを後押しする施策を考えるうえで重要になるのが、観戦者が試合の前後にどんな場所を訪れ、どのように移動しているのかを把握することです。今回の事業では、人流データからホームゲーム観戦者の行動傾向をつかみます。
得られた分析結果は施策検討に活用され、スポーツ観戦と地域の商業・観光資源などを結びつけることで、県内周遊の促進や交流人口の拡大、地域経済の活性化を目指します。

宇都宮ブレックス、栃木SC、栃木ホンダヒートが主な対象
事業の実施主体は栃木県スポーツコミッション。主な対象チームは、宇都宮ブレックス、栃木SC、栃木ホンダヒートです。主な取り組みは次のとおりです。
- 人流データを活用し、スポーツ観戦者の属性(性別、年齢層、推定居住エリア等)や移動傾向を分析
- 観戦者の移動経路や地域内での行動傾向を可視化
- 分析結果をもとに、県内周遊促進に向けた施策を検討
- スポーツ観戦と地域の商業・観光資源などを結びつける可能性を検討
具体的な対象試合や実施時期、施策の内容は、関係機関との調整を経て決まります。また、分析に使う位置情報データは利用者の許諾を得て取得し、統計加工したもので、個人を識別・特定する情報は含まれず、プライバシーに配慮して運用されるとのことです。
YELLOWが担う役割
YELLOWは人流データの分析・可視化を通じて、観戦者の移動傾向や地域周遊の実態把握をサポートします。分析結果は関係機関と共有され、データに基づく施策検討に生かすことで、スポーツを起点とした地域活性化の可能性を探ります。同社は、技術やデータを分析するだけでなく、そこから得た知見を具体的な事業や施策へとつなげることを重視しており、行政、スポーツチーム、企業などとの連携を通じて、データ活用による地域課題の解決と新たな価値の創出を進めていくとしています。

研究・技術シーズの社会実装を支援する企業
株式会社YELLOW(代表取締役:岩渕知弘、大坂亮平)は、研究シーズの開発や事業戦略の立案・実行を通じて、技術やアイデアの社会実装と新たな事業の創出を支援する会社です。研究・技術シーズの発掘から実証・検証、事業戦略の立案、社会実装に向けた取り組みまでを手がけ、技術やデータが現場で実際に活用される仕組みづくりを支援しています。
今回の事業でも、人流データから得られる知見を観戦者の周遊促進に向けた施策検討へとつなげ、スポーツと地域の商業・観光資源などを結びつける取り組みの可能性を探るとしています。今後も行政、スポーツチーム、研究機関、企業など多様な主体と連携し、データに基づく課題解決と地域の持続的な発展に貢献していく方針です。
出典:YELLOW



