地域に深く入り込むための事前研修
SETは実習生の受け入れにあたり、地域にスムーズに溶け込めるよう、計3回の研修を実施しました。この研修では、「人口が減るからこそ豊かになるひとづくり・まちづくり」や「関係人口の概論と創出」といったテーマの講義に加え、コミュニケーション研修も組み合わせることで、実習生が地域の文化や背景を理解した上で現場活動に臨めるよう準備を整えました。
2か月半にわたる多様な実践活動
3名の実習生は、陸前高田市で多岐にわたる実践的な活動に取り組みました。主な活動内容は以下の3つの柱です。
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修学旅行民泊事業への貢献
- 民泊の受入家庭を増やすため、のべ100軒以上の家庭を訪問しました。
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多文化共生の推進
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デンマークのフォルケホイスコーレからの留学生9名が約2か月間地域に滞在する際のコーディネートを担当し、地域住民との交流機会を創出しました。
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毎週開催される日本語教室では、実習生が「日本語サポーターが学習者の母国語を学ぶ」という役割逆転のユニークな取り組みを発案し、教室全体に広がりを見せました。
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コミュニティカフェ「彩葉」では、31名が参加する多文化交流イベントを開催し、地域の子ども向け英語教室も計3回、のべ21名を対象に実施しました。
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地域コミュニティ活動への参画
- 「うごく七夕」や「下矢作灯籠七夕祭り」では、山車づくりから担い手として参加しました。ベナンへの派遣を予定する実習生からは、「全力で祭りを楽しむことができたし、それが一番地域に貢献できると思った」という声が聞かれました。

実習生が地域で得た学び、そして任国へ
実習生たちは、陸前高田での経験を通じて多くの学びを得ました。東ティモールへの派遣を予定する実習生は、「SETさんは交流の場が多く、代表や理事との距離が近い。陸前高田に来る前に働いていた時よりも学びの時間が濃く、有意義なものになっていると感じました」と活動を振り返っています。また、ザンビアへの派遣を予定する実習生は活動開始当初、「『よそ者』がこれまで地域で作ってきた関係性やその影響の大きさを感じた。これからの2か月で、自分もそんな関係性を地域の人たちと作っていきたい」と記しており、その後の100軒訪問はその言葉の実践となりました。
2026年7月23日には中間活動報告会が、同年8月25日には最終活動報告会が地域関係者とともに開催され、活動の振り返りと成果の共有が行われました。認定NPO法人SETは、今後も地域と海外をつなぐ人材育成の場として、JICA海外協力隊「グローカルプログラム」の受け入れを継続していく予定です。
認定NPO法人SETについて
認定NPO法人SETは、「一人ひとりの”やりたい”を”できた”に変え、日本の未来にGoodなChangeを起こす」をミッションに掲げ、2011年の東日本大震災以降、岩手県を中心に若者と住民がともに学び合う仕組みを築いてきました。修学旅行民泊や大学生・社会人向けプログラム、地域コミュニティづくりなどを通じて、若者が地域の日常に関わり、住民とともに学び合う”続く関係”を育んでいます。2024年度には年間5,000人以上が活動に参加しており、岩手県のみならず複数地域で活動を展開しています。若者の成長と地域の活力を同時に生み出しながら、人と地域の関係性そのものを基盤とした、持続可能な地域づくりに取り組んでおり、過去に2度の内閣総理大臣賞を受賞するなど、多数の受賞歴があります。
団体概要
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名称: 認定特定非営利活動法人SET
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所在地: 岩手県陸前高田市広田町字山田52-6
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理事長: 三井俊介
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設立: 2011年3月12日(法人化:2013年6月18日、認定取得:2025年10月16日)
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公式サイト:
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SNS:
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Podcast:
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