なぜこのシステムが必要なのか
近年、野生鳥獣による被害は深刻化しています。農林水産省の調査によると、2024年度の農作物被害額は全国で188億円に上り、前の年度から24億円増加しています。特にシカによる被害が79億円、イノシシによる被害が45億円と大きな割合を占めています。また、環境省の速報値によれば、2025年度のクマによる人身被害は死者13人と過去最多を記録しました。
しかし、これらの被害情報が「いつ、どこで、どうなったか」という具体的な形で残ることは少なく、行政の担当課がそれぞれ異なる窓口で対応しているため、住民がどこに連絡すれば良いか迷う現状がありました。システムの開発者である福井県あわら市のぶどう農家、岡田英明代表社員は、自身の経験からこの課題を強く感じ、「住民が気軽に伝えられ、行政が簡単に確認できる仕組み」の必要性を訴えています。

「まちまもり」の主な特長
- 簡単な通報プロセス: 住民は「写真を撮る」「地図で場所を指す」「送る」の3ステップで報告が完了します。氏名や連絡先は任意入力で、個人を特定する情報なしでも送信可能です。
- 行政側の効率化: 報告された情報は管理画面で一元的に確認でき、「受付→確認→対応中→完了」のステータスで管理されます。これにより、現地確認の頻度を減らし、職員の負担軽減に繋がると期待されています。
- 多言語対応: 日本語、英語、中国語(簡体字)に対応しており、訪日外国人観光客による目撃情報もスムーズに受け付けられます。
- 柔軟な対応分野: 鳥獣被害のほか、道路の陥没・破損、不法投棄、水路・側溝・川の増水や決壊、倒木・土砂崩れ、公園・遊具の破損なども同じ仕組みで受け付けられるように設計されています。
- 情報公開の判断は自治体: 住民からの投稿が自動で公開されることはなく、自治体が内容を確認し、公開の要否を判断します。住民に公開される地図上では、位置情報がぼかして表示され、正確な場所は権限を持つ職員のみが確認できます。
- 猟友会との連携: 猟友会(鳥獣被害対策実施隊)にIDを発行し、捕獲状況を自治体と共有する機能も備わっています。


実証パートナー募集と料金
合同会社まちまもりは、2026年9月から実証(お試し導入)に参加する自治体を先着5件程度募集しています。実証期間は3〜6か月ほどで、年度途中からでも開始可能です。この期間中の利用料は無料です。
本格導入時の料金は、人口規模に応じた年額制で、初期費用は0円、機能によるプランの違いやアカウント数による課金はありません。
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人口1万人未満: 年額240,000円(税込264,000円)
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1万人以上5万人未満: 年額360,000円(税込396,000円)
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5万人以上20万人未満: 年額600,000円(税込660,000円)
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20万人以上(指定都市を除く): 年額840,000円(税込924,000円)
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指定都市: 年額1,320,000円(税込1,452,000円)
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都道府県: 年額1,800,000円(税込1,980,000円)

都道府県や複数の市町村でまとめて利用する場合は、別途見積もりとなります。実証期間中に得られたデータは、その後の予算要求の資料としても活用できるため、導入を検討する自治体にとっては大きなメリットとなるでしょう。

利用・導入方法
実証への参加や資料請求、オンラインでの説明、見積もりについては、以下のウェブサイトまたはメールアドレスからお問い合わせください。30分程度のオンライン説明で、システムの画面を見ることもできます。
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ウェブサイト: https://machimamori.jp/
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実証のご相談はこちら(オンライン): https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdTobsXv_Csyc6VEZSe4_fKfUQ6wFZdudPQ5ODu6lVQCF_2jg/viewform
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メール: info@machimamori.jp
合同会社まちまもり
所在地: 福井県あわら市山十楽11-11
電話: 050-1784-4466
※緊急の連絡には「まちまもり」は使用できません。目の前に危険がある場合は、110番または119番へ連絡してください。
このシステムが、福井県あわら市だけでなく、全国各地の自治体における鳥獣被害対策の効率化と、住民の皆さんの安心な暮らしに貢献していくことが期待されます。

