本文へスキップ

HOT

いま読まれています

山梨県甲州市で「働く旅」が新しい地域ファンを育む!楽天・おてつたび・甲州市が連携し「第2のふるさと」創出へ

新しい地域ファン創出モデルの概要

この連携は、人口減少や少子高齢化が進む地域における担い手不足の課題に対し、多様な形で地域と関わる「関係人口」を増やすことを目的としています。特に、2026年度に創設が予定されている総務省の「ふるさと住民登録制度」を見据え、特定の地域と継続的に関わる仕組みを構築しようとしています。

楽天市場から地域での「働く旅」へ

今回の取り組みでは、「楽天市場」内に「甲州市ファンクラブ」特設ページが開設されました。このページでは、甲州市を応援する多様な関わり方として、「はたらく」「応援する」「楽しむ」「過ごす」「移住を考える」といった選択肢が紹介されています。

「甲州市ファンクラブ」特設ページ内の「甲州市ではたらく」から、「おてつたび」の募集に応募できます。参加者は、甲州市の農業や観光業などの仕事を手伝いながら、地域住民との交流や日々の暮らしを体験し、地域をより深く知ることが期待されます。

「甲州市ファンクラブ」特設ページURL:
https://event.rakuten.co.jp/area/koshu/furusatoresidents/

「おてつたび」の仕組みと魅力

「おてつたび」は、「お手伝い」と「旅」を組み合わせた人材マッチングサービスです。人手不足に悩む地域の事業者と、「働きながら旅をしたい」と考える人々を結びつけます。

おてつたびの仕組み

旅行者は現地までの交通費を自己負担しますが、旅先で働くことで報酬を得られるため、旅の経済的負担が軽減されます。また、地域の方々との交流を通じて、その土地の文化や暮らしを深く体験できるのが大きな魅力です。

おてつたびの特徴

地域事業者は、地域外からの働き手に対して報酬と宿泊場所を提供することで、人手不足を解消し、地域経済の活性化にもつながります。募集期間は最短1泊2日から最長2ヶ月未満まで、業務内容も柔軟に設定可能です。

第1弾「東夢ワイナリー」での先行事例

本連携の開始に合わせて、甲州市勝沼町の「東夢ワイナリー」での「おてつたび」が募集されました。この募集は公開直後から大きな反響を呼び、即日で受付が終了するほどの人気でした。

東夢ワイナリーの募集情報

参加者は、ワインづくりの重要な工程であるぶどうの傘かけ作業(雨天時は瓶詰めやラベル貼りなど)を手伝い、地域の日常を体験しました。宿泊はワイナリー併設のコテージ「ワインの宿 東夢」で、地元スタッフとの交流や地元のお弁当を楽しむ機会も提供されました。

また、甲州市独自の滞在支援として、勝沼ぶどうの丘 日帰り温泉「天空の湯」を、滞在期間中は市内利用者料金で利用できる特典も用意されました。

参加者からは、「一面に広がるぶどう畑の景色がとても美しく、心が癒されました。地域の方々も温かく接してくださり、観光だけでは味わえない貴重な体験ができました。」といった声や、「ワインの知識や地元の美味しいお店、おすすめのお酒、観光スポットまで、たくさん教えていただきました。ぶどうのこと、ワインのこと、そして勝沼の素晴らしさをたくさん知ることができました。」といった感想が寄せられています。地域での仕事や交流を通して、その土地の魅力を深く知り、親しみを感じるきっかけとなっていることがうかがえます。

「東夢ワイナリー」募集情報URL:
https://otetsutabi.com/plans/18533
(※今回の募集は即日で応募受付終了となりました。今後も順次、甲州市内での募集が予定されています。)

今後の展望

この取り組みは、「地域で働く → 地域を知る → 地域を応援する → 地域を再訪する」という好循環を生み出すことを目指しています。今回の参加者の声からも、地域とのつながりが「また訪れたい場所」「もっと知りたい場所」という気持ちにつながっていることが分かります。

今後は、この出会いを一過性の体験で終わらせず、再訪や地域イベントへの参加、ふるさと納税、二地域居住、移住など、それぞれの関心に合わせた継続的な関係へと発展させていくとのことです。将来的には、国が推進する「ふるさと住民登録制度」の社会実装を見据え、地域との継続的な関係を育む自治体連携モデルの構築を目指していくでしょう。

株式会社おてつたび 代表取締役CEO 永岡里菜氏のコメント

永岡里菜氏

「豊かな自然と、日本が誇るワイン文化や果樹産業が根付く甲州市様、そして日本最大級のプラットフォームを持つ楽天様と、新たな挑戦をスタートできることを大変嬉しく、また大きな可能性を感じております。楽天様のように多くの方が日常的に利用するサービスと連携し、楽天市場の中に、おてつたびという『地域へ飛び込む入口』が生まれたことは、その大きな一歩になると感じています。地域の方々と一緒に汗を流し、仕事の合間にぶどうやワイン、地域の暮らしについて教えていただく。過去の参加者の声からも、こうした一つひとつの時間が、地域を単なる旅先から、また訪れたい場所、応援したい場所へと変えていることを感じています。『お手伝い』という役割を持って甲州市に入り込み、地域の方々とより深く関わる。そのかけがえのない体験を通じて、甲州市が誰かにとっての『第2のふるさと』になっていく未来を、甲州市様、楽天様とともにつくってまいります。」

「おてつたび」の広がりと実績

「おてつたび」の登録者数は、2026年9月現在で114,000人を超えました。物価高騰による旅費を抑えたいというニーズや、テレワークの普及によるライフスタイルの変化、地方移住への関心の高まりが、利用者の増加につながっていると考えられます。

登録ユーザー数と事業者数の推移

特に注目されるのは、50代以上の利用者の増加です。2021年にはZ世代が中心だった参加者層が、2026年には50代以上が全体の約3割を占めるまでになり、多世代にわたるサービスへと変化しています。

参加者の年齢層変化

「おてつたび」の参加者を対象としたアンケートでは、80%の人が「おてつたびがなければ訪れる予定はなかった地域」に滞在し、49%の人が「滞在するまでその地域を知らなかった」と回答しています。初めて訪れる地域であった人が70%を占める一方で、85%の人が「いつかまた滞在した地域を訪れたい」と回答しており、新たな地域との出会いを創出し、再訪意向を高めていることが分かります。

おてつたびで滞在した地域について(訪れる予定なし・地域を知らなかった)

おてつたびで滞在した地域について(再訪意向)

移住・定住につながる事例も

「おてつたび」をきっかけに、実際に就職や二地域居住、地方への移住・定住につながった事例も生まれています。地域との深い関わりが、人生の選択肢を広げる機会となっていることが示されています。

おてつたびから移住・定住へ

具体的な事例は以下の記事で紹介されています。

おてつたびサイト:
https://otetsutabi.com/

自治体連携に関する情報:
自治体様・第三セクター様向けお問い合わせ:
https://form.run/@otetsutabi-collaboration-attract-lg
企業様・JA様・その他連携について:
https://form.run/@otetsutabi-collaboration-attract-cm
自治体様・第三セクター様向けサイト:
https://app.notion.com/p/otetsutabi/1dfe03e2b86080e0a446ed08b2690263

次に読む