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和歌山県有田市箕島で大学生のアイデアが実践される「みのしまラボ」第2期、屋台改修・メニュー開発を経て9月18日に屋台出店

「みのしまラボ」とは

「みのしまラボ」は、和歌山県有田市みのしまエリアで、大学生が主体となってまちづくりを実践・調査し、地域の将来像を探る取り組みです。和歌山県が実施する「わかやま地域クエストプロジェクト」の一環として、昨年度から有田市みのしまエリアで開始されました。

このプログラムは、まちづくりの“リアル”を体験する14日間で構成されています。「実践パート」「調査パート」「ビジョンパート」の3つに分かれており、学生は地域の人々との対話や現場での経験を通じて、地域との関わり方や将来像について考えます。今回の屋台改修とメニュー開発、そして9月18日の屋台出店は、「実践パート」として位置づけられています。

学生がプロジェクトポスターを囲む様子

JR箕島駅前を「人が集まる場所」へ

「みのしまラボ」は、「みのしままちなかエリアプラットフォーム」と連携し、2025年8月から毎月第3金曜日にJR箕島駅前で開催されている屋台イベント「有田屋台」に参加する形で活動を進めています。

このイベントは、普段は通過するだけの駅前を、人々が集まり、滞在し、会話や新しい活動が生まれるきっかけの場とすることを目的としています。みのしまラボ第2期の学生たちは、この既存の取り組みに「実践」として加わり、活動しています。

夜の屋台イベントの様子

7月:自分たちの手でリヤカー屋台を改修

第2期の活動は、2026年7月25日と26日にJR箕島駅前で使用するリヤカー屋台の改修から始まりました。学生たちは、昨年度製作された屋台を解体し、塗装、やすりがけ、骨組みの組み直し、釘打ち、天板の研磨、天井部分のビス止めなどを実施しました。

学生がリヤカー屋台を組み立てる様子

作業にあたっては、建築士から作業方法や安全面に関する助言を受けながら、学生自身が工具を使い、寸法を測り、改修作業を進めました。また、有田市箕島地域を歩き、まちの様子や人の動きを観察し、地域について感じたことを整理しました。

電動ドリルで木材を加工する様子

8月:「おいしい」だけで終わらせない商品開発へ

2026年8月には、9月18日の実販売に向けたメニューの試作・試飲試食・改善が2日間にわたって行われました。学生たちは2つのチームに分かれ、クラフトドリンクとたこ焼き、餃子と焼きおにぎりの企画・開発を進めました。

キッチンでメニュー開発をする学生たち

試作では、単に「おいしいものをつくる」だけでなく、「誰に食べてもらいたいのか」「いくらで提供できるのか」「原価」「調理方法」「提供までの動き」「役割分担」といった実際の屋台営業を想定した検討が行われました。試作日には、「みのしままちなかエリアプラットフォーム」の関係者やみのしまラボ1期生も参加し、地域で活動する立場や屋台運営経験者の視点から、味や価格、提供方法などについて意見交換が行われました。

野外でメニューを試作する学生たち

9月18日:JR箕島駅前で屋台出店

2026年9月18日(金)には、これまで改修してきた屋台と、試作・改善を重ねてきたメニューを使い、JR箕島駅前ロータリー内で実際の販売に挑戦します。

開催概要

  • イベント名: 有田屋台

  • 日時: 2026年9月18日(金)17:30〜21:30

  • 場所: JR箕島駅前 ロータリー内

  • アクセス: JR箕島駅前

  • 販売予定メニュー: クラフトドリンク(レモンスカッシュ、ジンジャースカッシュなど)、たこ焼き、餃子、焼きおにぎり

  • 利用・購入方法: どなたでも自由に入場・購入いただけます。

  • 価格: プレスリリースに記載はありません。

  • その他: 雨天の場合中止となります。

この販売は、学生の活動成果を披露するだけでなく、「提供する → 反応を受け取る → 交流する → 改善する」という循環を実際のまちなかで経験することを目的としています。地域の人々との会話や反応を通じて、学生と地域との新たな関係を築き、今後の「調査」や「ビジョン」の活動につなげていく大切な実践の場となります。

9月の実践から、10月以降の「調査」「ビジョン」へ

2026年9月18日の屋台出店は、みのしまラボ第2期のプログラムにおける「実践」パートの一つの節目です。学生たちは、この経験から得た気づきを今後の活動に生かしていきます。

10月以降は「調査」パートに進み、地域やまちなかの状況をさらに深く見つめ、社会実験や調査に取り組む予定です。さらに12月から2月にかけては、これまでの実践と調査をもとに「ビジョン」パートに取り組み、箕島のまちなかの将来像について学生自身が考え、最終的にビジョンとして提案します。

みのしまラボの活動フロー図

株式会社まちタグの代表取締役である小川愛哉氏は、みのしまラボで大切にしているのは、学生が地域に入り、自分たちで考え、つくり、試し、地域の人の反応を受け取るプロセスだと述べています。9月18日の屋台出店も、単なる販売ではなく、地域の人の反応や会話、学生自身の気づきを、これからの調査やビジョンづくりへつなげるきっかけづくりであると考えています。

また、第1期に参加した学生がOB・OGとして再び箕島を訪れ、次の学生を支える側に回るという循環も生まれており、これがみのしまラボを通じて生まれる地域との関係の一つの形であると語られています。

関連情報

「みのしままちなかエリアプラットフォーム」のInstagramアカウントはこちらです。

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